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P・マスカーニ作曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲 [音を楽しむ]

ピエトロ・マスカーニと言えば、カヴァレリア・ルスティカーナ。カヴァレリア・ルスティカーナと
言えば、間奏曲・・・と言われるほどの代表作になります。

もっとも、この曲以外で、マスカーニ作曲の作品をあげろと言われると、難しいですが^^;

さて、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」のあらすじは、主人公の元カノが、自分の兵役の
間に、別の男と結婚してしまい、その恋人を忘れようと、別の女性を妻にめとりますが、
結局、前カノが忘れられず。

元カノのダンナの留守を見計らって、W不倫・・・

それが、今カノ(妻)にばれてしまい、その今カノが不倫相手のダンナにチクって、ダンナの
逆鱗に触れ、結局、決闘話になり・・・っと、実は、昼メロ真っ青な、ドロドロの愛憎劇
なんです。(^▽^;)

間奏曲は、主人公と元カノのダンナの争いが、一旦、鎮まる場で、演奏される曲に
なります。

CMや、映画のゴッドファーザー、それにアニメの「るろうに剣心」にも使われているよう
なので、メロディーを聞けば、「あぁ、どっかで聞いたなぁ~」と思われるかも。

曲は、Aメロでは、ゆっくりと柔らかいヴァイオリンの音で始まり、しっとりとしたオーボエと
フルートが絡みあって、Bメロへ続きます。

Bメロは、ハープの和音に乗って、ヴァイオリンやヴィオラ、チェロといった弦楽器が、ます
ます情感たっぷりに、しかも荘厳に音を奏であげますが、熱い想いが徐々に醒めていく
かのように、ゆっくりと、しんみりと曲は終りを迎え、最後はひっそりと終わります。

とても、ドロドロの愛憎劇の間に演奏される曲と思えませんが、ここは、そういう事実を
脇に置いといて、 その美しいメロディーを感じいってほしいかと。

秋の夜長に、聴き入る一曲に加えてみてくださいませ(^^)


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