エンジニアって [ひとりごと]
最近、仕事をしていると、いとうあさこの南ちゃん状態。
「なんだか、イライラする」ことが多い。
自分らの仕事は、役に立つシステムを作ることが、第一の目的。
それを期限通りに仕上げて、使ってもらうときに不具合がないように品質を維持したり、
使い勝手がいいように、改修を重ねたりして、熟成させる。
まぁ、よく使う表現で、「涸れたシステム」というのが、味わいのある熟成したシステムを
指すんですが、それを短期間に行うことがなかなか、難しい。
『やまだ』は、「拙速」ということばを意識的に使うことが多い。
仕事をするのに、予算と納期を死守するための成果至上主義みたいなものばかりが
誉めそやされてしまい、その場凌ぎのほんとに拙速な仕事する人間だらけになってる。
だから、ビジョンというと大げさだけど、希望が見えない。(これも大げさか?^^;)
仕事をしても、達成感や満足感なんぞはほど遠く、あるのは、虚脱感に疲弊感。
こんな仕事ばかりさせられてるから、病んでくるんですね(苦笑)
それに、最近は、「腕自慢」でなくて、如何に相手の足元をすくって、論破するかを競う
ディベート大好きな人たち、ばっかり。
まぁ、ビジネスだから、相手の寝首をかくくらいの、肝を据える必要はあるんですが、
それにしても、技術論に裏打ちされた議論ではなく、単なる押し問答ばかり。
その癖、責任の所在を問えば、返ってくるのは、「誰」でなく、「衆」ばかり。
結局のところ、自分でけりをつける気概がなく、不味くなった時のスケープゴートを
必ず用意してる。
頭が切れるわけでもなく、技術力があるでもなしで、あるのは小ざかしい知識とそれを
さも、信憑性のあるように、言いくるめる話術。
この世界に飛び込んで初めて作ったプログラムの作成者名(Author)に自分の名前を
入れた時、「このプログラムという小さな世界の創造主なんだ」という、青臭い誇りという
か責任感を持ったことが懐かしい。
きっと、Authorなんか知らないんだろうな、みんな。
こんにちは。
私がいた会社も、似たようなところがありました。
システムが大きくなりすぎて、マネージメント仕切れず。
まるで震災発生後の日本政府みたいな状態。
マネージメントとか叫んでいて、やっていることは「保身」
そういう人には「ドラッカーを読め」と叫びたくなります。
技術者も細分化しすぎて、自分の領域しか分からない。
会議とか報告とかで作業時間が削れるから、自分の作業時間を確保するのに必死。
周りとの整合性を考える余裕もなし。
こうして、マネージメント層と現場が対立。
誇りも責任感もなく、ただただ早く終わることを祈るのみ。
もうデス・マーチ。
やまださん、サバイバルしてくださいね^^;
by ゆう (2011-09-07 22:57)
ゆうさん、こんばんは(^^)
さすがは、ゆうさん。きっちり、つぼを押さえたコメントですね。
(このネタ書いてるとき、ゆうさんのコメントを期待してなかったかと
言うと、うそになります・・・(^^ゞ)
『やまだ』は現場サイドの人間なんで管理職連中と、意見が合わない
ことが日常茶飯事で、部下と上司の間にものの見事にはまり込んで
ます。^^;
仕事に対する愚直なまでの熱意を持ち続けたいのですが、なかなか。
けど、今までの経験、特にこの春先の経験が、いい意味でも悪い意味
でも、したたかというか、狡猾さを身につけたので、生き残れると思い
ます。
でも、後進には、そうはなってほしくないのですけどね・・・
若い世代に、純粋な「モノ造り」の達成感を持てるように、現場の人間
として、がんばろうかと、思ってます。
(手前味噌ですが、『やまだ』、上司受けは悪いですが、部下受けは
いいです。出世できない典型ですね^^;)
by やまだ (2011-09-08 00:41)