公衆無線LAN・その4「無料で使える無線LAN」 [無線LAN]
さて、公衆無線LANネタも4回目となりました。
ここ2回は、有料の公衆無線LANについて、書いてきましたが、今日は無料で
利用できる公衆無線LANについてです。
まずは、無線LAN用ルータでもお世話になってるバッファローが主催する「FREE
SPOT協議会」が、提供する無線LANルータによる回線、FREESPOTです。
FREESPOTのAP(アクセス・ポイント)は、そのルータの設定されている場所になり
ますので、例えば、東京駅界隈だと、八重洲ブックセンターの中2階のカフェだったり、
ビジネスホテルの東横インなどに設置されています。
他にも、八重洲地下駐車場や居酒屋、小料理屋など、意外なところに設置
されているようですね。
マルキューの大型ビジョン付近や、スタジオアルタにも設置されているようです。
メリットは無料で回線にただ乗りできること、デメリットは設置者(オーナー)の裁量で、
暗号化キーがあったり、無線LANルータのプライベートIPをリースするので、当然
ながら、接続ノードの数が少ないことです。
だから、AP設置場所だからと言って、必ずしも、接続できるとは限りません。
続いて、FONです。FONは、専用のAPルータを購入・設置し、APとして開放した人
のみが相互のFONルータを利用できる公衆無線LANで、日本国内では7万以上の
APを保有(2010年10月時点、出典はwikiです) しています。
この相互利用の使用形態は「Linus」と呼ばれていますが、この他にも、商用として
回線提供をする「Bill」と、APを持たずに回線利用だけする「Alien」という3つの利用
形態があるそうで、日本では、「Linus」のみの提供となっているようです。
ちなみに、「Linus」はLinuxの開発者のファーストネーム、「Bill」はMSの元CEOの
ファーストネームが由来だそうです。オープンソースOSと商用OSの第一人者から名前を
取るなんて命名者のウィットは素敵ですね(^o^)丿
他にも、VPNなどのセキュア通信で接続する「みあこネット」(京都) 、阪神地区中心
の「eoスポット」、自動販売機をインフラにしている「FreeMobile」(東海地方)がある
ようです。
無料で利用できるAPは確かに、大変魅力的ですが、暗号化されていない場合が
ほとんどなので、そんな回線のなか、クレカの番号や各種パスワードを入力する度胸は
ありません。
なので、閲覧限定であれば、利用してもよいかなぁと思います。
次回は、『やまだ』が使っているwi2とフレッツスポットについて、書きたいと思います。
ではでは(^^)
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