無料のウィルス対策ソフトを調べてみた [xxしてみた]
ネットブック(紫と黒なので、呼称は「初号機(改)」(笑))に導入するウィル
ス対策ソフトを調べてみました。
有名どころの無料版のアンチウィルスソフトには、以下があるようです。
AVG(Grisoft Inc,チェコ)
AntiVir(Avira,ドイツ)
Microsoft Security Essentials(Microsoft Corporation,アメリカ)
Avast(ALWIL Software,チェコ)
AV-Comparativesという評価機関の2011年2月検出率ランキングでいうと
ソフト名 (検出率 スキャン速度 総合評価)
avast! Free Antivirus 5.1.889(98.4% 16.3MB/s ★★)
AVIRA AntiVir Personal 10.0.0.611(97.5% 10.2MB/s ★★★)
Microsoft Security Essentials 2.0.657.0(95.8% 6.6MB/s ★★)
Trend Micro Titanium AntiVirus+ 2011(94.4% 10.9MB/s ★)
AVG Anti-Virus Free Edition 10.0.1204(91.4% 9.9MB/s ★)
検出率だけでみるとavast!ですが、総合評価だと、AVIRAのAntivirus
のみが、「星、3つです!」。これは、誤検知なども加えた結果となりますので、
検知精度としては、AVIRAが1歩リードってことですかね。
それから、Trend Microは、星1つ・・・さみしい結果ですね・・・
また、有償版とフリー版の違いに、提供されない機能がありますが、主なものに
1.パーソナル・ファイアウォール
2.迷惑メール(スパムメール)対策
3.Eメールスキャン
4.不正なサイトのアクセス遮断
5.URLフィルタリングソフト・ペアレンタルコントロール
とあるようです。でも、これって必ずしも必要なものかというと・・・
パーソナルファイアウォールは、Windows標準のDefenderがありますので、
とりあえず、それでいいかなと。フリーとしては、以下の2つが有名なようです。
Eメールスキャン、MSEとAviraは実装していないですが、Webメールの使用で
あれば不要。かえって軽くなるから良いかもしれません。(゚∀゚)
それから、不正なサイトへのアクセス遮断機能は、IE、Firefox、Chromeなどには
実装されていますし、サードパーティ製のツールバーで機能提供されているので、
あえて、ウィルス対策ソフトに求めなくて良いのかなぁと思う次第。
それと、URLフィルタリングは、性描写とか犯罪とかのサイトへのアクセス制限を
かける機能ですが、「これは大人はいらんでしょ。」ってことで、不要ですね。
こうやって、考えると、機能的にはフリー版で全く問題ないようですね。
AVIRAは、一部で、パターンファイルの更新が異常に遅いという評判もある
ようですが、どうなんでしょ。感染する・しないは、未知のウィルスだと、どんな
ものを使っても、回避できないリスクですし、更新タイミングのずれがノックアウト
ファクターにはならないような気がします。特に、亜種の検知に、更新ファイルが
必要なものと、未知ウィルスの検知で補えるものとで考えると、後者の機能が
有益なものを上位と考えたほうが良いかな~と。
<用語>
今回、調べていて、ちょっと、馴染みのない単語があったので、備忘として、
書き留めます。
○ヒューリスティック検知・スキャン
未知のウイルスを検出する機能。経験則により、未知のウィルスを検出する
方法。多分、亜種はこれで、ひっかかるんでしょうね。
○ビヘイビア法
検査対象のプログラムを実行してその振る舞いを監視するウイルス検出方法。
これも、ある程度、過去の振る舞いのパターンで検知するようです。
○ルートキット(rootkitあるいはroot kit)
コンピュータシステムへのアクセスを確保したあとで第三者(通常は侵入者)に
よって使用されるソフトウェアツールのセットを指すようです。
これって、一世を風靡した「山田砲」に使われていたものですね。
ヽ(;゚д゚)ノ ビクッ!! 関係ないですよ、『やまだ』は・・・
<国際的評価機関>
全部英語サイトです。(・_・;)
上の評価は自分で訳したものではないです・・・
というところで、今のところ、やっぱり、「AVIRA Antivirus」かなぁ。
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